離婚しないという選択肢

2019年12月20日

長年別居している夫婦の中には、一方は「離婚したい」と考えているが

もう一方は「別に離婚しなくてもいい」という考えでいるというケースが

あります。

 

このようなケースで多いのは、夫が離婚したいと考えているケースです。

その理由としては

◎他に女性がいるため、妻と別れたい

◎長年別居している妻にこれ以上生活費を払いたくない

◎早く離婚して身辺整理をしたい

といったことが挙げられます。

いずれの理由も妻からすると納得のいくものではないため、妻としては

離婚に応じないという選択をする場合が多いです。

 

妻としても、別居期間が長く、今となっては夫に愛情があるわけでもない

ので、離婚に応じてもいいという気持ちが少しはあるものの、よく考えて

みると離婚で不利になる点があるため、首を縦に振らないという結論に至り

ます。

 

不利な点とはなんといっても経済的な問題です。

夫婦である以上、夫には妻を扶養する義務がありますから、生活費を支払わ

なければなりません。離婚することで生活費が受け取れなくなるため

生活が苦しくなるのは分かりきっています。

また離婚すると、妻が自宅から出ていかなければならない場合もあるため、

将来的な住まいのことも考えると離婚に踏み切れない。

こういった財産的な理由があって、夫との仲が冷めきっていても、離婚しない

女性は少なくありません。

離婚しても経済的なデメリットばかりで、メリットがない、というわけです。

 

もちろん夫と不仲である以上、別居していることも含めて、精神的な負担は

計り知れません。

離婚してきれいさっぱり第2の人生を歩み始めれば、気持ち的にはとても

楽になります。

実際離婚を選択して、精神的にすごく楽になったと第2の人生を謳歌して

いる女性も沢山いるのも現実です。

 

ただ私個人の考えとしては、「離婚してもメリットがない」と感じるよう

であれば、離婚しないという選択は間違っていないと思います。

夫婦の形は本当に人それぞれで、2人にしか分からない夫婦の歴史があり

ます。

離婚するにあたって大切なのは「お互いが納得しているかどうか」です。

「離婚してもメリットがないけど、夫がうるさいから離婚に応じる」と

いうのはお勧めできません。

どんな状況に置かれていても、「自分は離婚に納得しているのか」という

点について、自分の気持ちをごまかすことなく、正直に向き合ってほしいな

と思います。

 

 

 

Category:秋田っていっすな~ 日々奮闘する女性行政書士のブログ, 離婚相談

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