2013年03月03日
エンディングノートが若い世代でも流行しています。
書店で気軽に手に入れることができ、順を追ってノートに
記載しながら自分の過去・生き方を振り返ることができ、
自分の本当にやりたいことや大切な人など、気持ちの整理を
つけることができるのが人気の要因となっています。
もともとこのエンディングノートは高齢者に向けたもので
自分の身辺の整理をし、残された者が困ることがないように
葬儀の手配や友人への連絡などを記載するツールとして
発売されていました。
さて、このエンディングノートについて知人から
「エンディングノートと遺言書って違うの?」という
質問を受けました。
確かに、エンディングノートには葬儀の手続きだったり
自分が病気などで命が危機的状況にさらされたときの
連絡先だったりを記載することができます。
そのような点では遺言書に記載する内容と少し
重複するところがある場合もあります。
しかし遺言書はれっきとした法的書類です。
エンディングノートには法的な効力はありません。
自分が亡くなったあとに自分の財産を誰に引き継ぎたいのか
自分の思う通りにやってほしい場合、やはり遺言書を
残すことが一番確実であり一番の近道です。
次回から遺言書についてお話していきます。
遺言書のご相談も受け付けております。
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