空き家問題を憂う④

2015年02月13日

1/27の記事の続きになります。

 

空き家バンクってご存知ですか?

 

空き家バンクとは、自治体がウェブ上で物件情報を公開し、仲介すると

いうシステムのことです。

 

成功例として長野県佐久市が挙げられますが、空き家の成約件数は

250件以上というから驚きです。

長野県といえば、“住みたい田舎ランキング”でも常に上位に入る、

自然豊かな田舎と他県からのアクセスの良さもその要因になっていると

思われます。

すごいところは、地元だけではなく東京にも相談員を配置して、移住者の

受け入れに努めているということです。

また佐久市では訪問医療に積極的に取り組んでおり、こういった地域の

強みといった点をしっかり伝えることで「佐久市に移住するとどんな

メリットがあるのか」という移住希望者の不安を解消させて

人を呼び寄せることに成功しています。

 

空き家問題が深刻化するなかで、佐久市のように実績を挙げている

自治体を少しずつでも増やすことが一番の打開策のように思えます。

 

秋田は高齢者率が高いですが、それはすなわち空き家率も高いという

ことに直結します。

頭の痛い問題ではありますが、目をそらさずに取り組みを続けていかなけれ

ばならないところまできています。

 秋田県でも空き家バンクはウェブで管理されており、誰でも確認する

ことができます。空き家の活用法を各自治体が連携して打ち出して

いってほしいですね。

 

 

 

 

Category:その他, 秋田っていっすな~ 日々奮闘する女性行政書士のブログ

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