とるだけ育休

2020年01月24日

男性の育児休業の問題は、ここ数年大きく取り上げられています。

最近では小泉環境相が育児休暇を取得して話題になりましたが、実際に

男性で育児休業を取得しているケースはごく極めてまれで「多忙な会社内

でなかなか育児休業を申請する雰囲気ではない」という声が大多数だと

思います。

 

そのようななか、育児休業を取得中の男性のうち、3人に1人は

家事・育児に関わる時間が1日2時間以下であるという結果が出たそうです。

あくまでネット調査で、子どもがいる女性3899人からの回答なので

絶対とは言い切れませんが、これは驚きの数字でした。

 

育児休業を取得する男性は、家事育児に対して積極的だろうという先入観も

あって、育児休業をとったからには、一日のうち大半を家事育児に費やして

いると思い込んでる人が多いため、なおさら意外に感じたのかもしれません。

 

育児休業を取得したのに、あまり育児を手伝わない男性のことを

“とるだけ育休”と呼ぶそうですが、実際のところ育児を簡単に時間で

測れるものなのかは疑問に思うところです。

 

夫の育児に費やす時間が1日2時間であっても、妻が満足しているようで

あれば、その家庭は円満に回っているわけですし、1日8時間夫が育児を

行っても、妻が全然納得しないケースもあると思います。

 

なかには当然、育児休業を取得しなくても、普段から育児に協力的な

男性もいます。

 

夫婦で事前に家事育児の分担について、しっかり話し合いが出来ていれば

育児休業をもっと有効に生かせるような気がします。

 

 

 

Category:その他, 秋田っていっすな~ 日々奮闘する女性行政書士のブログ

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